600万円から1100万円に増額

交通事故案件を集中的に扱っている弁護士の中里です。

今回は,弁護士介入前の保険会社からの提示では,約600万円の提示であった方が,

当法人にご依頼いただいて,私が担当して保険会社と交渉した結果,

約500万円増額(約83%UP↑)して,

最終的に約1100万円で解決できた案件のご紹介です。

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総賠償額約2億円で示談した解決実績は→コチラ

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50代男性,自営業,10級

争点は,①傷害慰謝料,②後遺障害慰謝料,③逸失利益,④過失割合

でした。

①,②の慰謝料については,割と早い段階から,訴訟基準の満額まで引き上げることができました。

慰謝料の金額は,示談段階では,訴訟基準の90%までし出せないと粘られて

それであきらめてしまう弁護士も多いのですが,私は,訴訟基準の90%で妥協することはまずありません。

④の過失割合については,物損の示談が当方2割:相手方8割でまとまっていたこともあり,

示談段階では,2:8の数字を動かすことは至難の業であって,

当方有利に動かすためには,訴訟をするしかありませんでした。

しかし,依頼者の方が,訴訟まではしなくてもいいということでしたので,

やむなく過失割合については,当方2割で折れることにしました。

おそらく訴訟まですれば過失は当方10%くらい,もしくは0%まで下がる可能性もあったかもしれません。

ですが,訴訟をすると,半年から1年コースになってしまうため,

訴訟に持ち込むのは慎重な判断が必要です。

 

今回の最大の争点は,③逸失利益でした。

今回の依頼者様は,自営業の方でした。

自営業の方は,休業損害や逸失利益の金額でかなりもめることがほとんどです。

その理由は,所得税などの税金を安くするために,自営業のほとんどの方が,

所得を少なくして確定申告されているからです。

休業損害や逸失利益の基礎収入は,原則として,事故前年度の確定申告の金額を用いて計算されます。

保険会社は,杓子定規的に,所得金額だけで,休業損害や逸失利益を計算しますので,

どうしても低い金額で算定されてしまうのです。

ここで私は,過去の裁判例や交通事故の実務本などを指摘して,

所得金額だけで算定するのは妥当でないことを主張します。

ここでは,簡単な一言の主張と書いてありますが,

ものすごく労力を使っています。

家に帰っても,どうしたら保険会社に分かってもらえるかをずっと考えることもあるくらいいつも苦労しています。

 

今回は,まだ理解がある方の保険会社の担当者の方だったため,

何とか私のいう金額でまとめてもらうことができました。

 

今回も比較的スピーディーかつ満足のいく結果をだせてよかったと思っています。

 

こだわりが強くない弁護士だと今回のケースでは,

100~200万程度上げて示談してしまうかもしれません。

 

依頼する弁護士を間違えないようにしてください。

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お知らせ

先日,当法人に新しい支店が誕生しました。

弁護士法人心千葉法律事務所です。

これで,関東地区は,東京(八重洲),池袋,柏に続いて4店舗目となります。

引き続き弁護士法人心をよろしくお願いいたします。

62万円→130万円に増額したケース

今回は,弁護士が介入した結果,

弁護士介入前の金額より,

「示談金額が倍増」したケースのご紹介です。

 

私は,一人で,年間三桁以上の交通事故の損害賠償請求事件を解決しているのですが,

今回は,比較的賠償額が少ない案件でも弁護士に解決を依頼すると,

うまくいくと倍増するケースがあるということを知ってもらうためにこの記事を書いております。

※私が扱う損害賠償額の大きさは,数十万円~数億円という幅があります。

総賠償額約2億円で示談した解決実績は→コチラ

 

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40代,女性,主婦(兼パート)

通院期間は約8か月,軽い骨折あり

当初の提示は,約62万円でした。

これが,私が介入して保険会社と交渉した結果,

慰謝料がほぼ倍増,休業損害についても,約50%増額

最終的には,130万円で解決することができました。

毎回,思うことなのですが,弁護士が介入していないと,

保険会社の提示額が低すぎて驚くことが多々あります。

弁護士を介入させずに示談してしまうと,それだけ損をしているということです。

 

どんな場合にでも,必ず弁護士に頼めば,金額が上がるというわけではないのですが,

まずは,一度どれくらい上がりそうかというのを当法人の弁護士に相談してみてください。

弁護士費用特約に加入されている方は,ほとんどのケースで弁護士費用のことは気にしなくていいですし,

弁護士費用特約に加入されていなくても,

弁護士費用が自腹になってでも,弁護士に頼んだ方がいいケースというのも多々ございますので,

まずは,とりあえず弁護士にご相談されることをおすすめします。

 

追伸

当法人の四日市支店である四日市法律事務所が先日開業いたしました。

これまでも,四日市のお客様は対応させていただいておりましたし,

四日市の裁判所でも裁判をしていたこともあります。

これからは,四日市に事務所がオープンしたことで

当法人のことをより身近に感じていただけるのではないでしょうか。

今後とも弁護士法人心をよろしくお願いいたします。

四日市法律事務所のホームページは→こちら

 

交通事故解決実績(その3)

東京弁護士会所属の中里です。こんにちわ。

今月の記事は,2月のブログでご紹介した解決実績の紹介の続きです。

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【事例2】30代男性,高次脳機能障害(併合8級),総賠償額約4500万円(訴訟)

 

この方は,シングルファザーであり,後遺障害の症状も辛そうであったため,

いつにもまして力が入る案件でした。

もし,弁護士が介入していなければ,8級の自賠責保険金が819万円であることから,

保険会社の提示は1000万円~2000万円程度であった可能性が高い案件でした。

 

示談段階では,弁護士介入後の保険会社の回答としては,3000万円でそこまで悪くはなかったですが,

訴訟をすればまだ上がると見込んで訴訟を提起しました。

 

訴訟では,仕事の内容や後遺障害が仕事に与える影響等を詳細に主張立証しました。

 

そのかいあって,一般的な基準よりも高い慰謝料と休業損害を勝ち取ることができました。

結果,3600万円(既払い金含めると4500万円)で和解することができました。

 

弁護士の中でも,弱気な弁護士やら,強気な弁護士まで様々な弁護士がいます。

私は,かなり強気な弁護士です。

安易に示談でまとめずに,訴訟までして600万円の増額を勝ち取ることができました。

この金額が,依頼者様とそのご家族の方に少しでもお役に立っていただければ,

こんなにうれしいことはありません。

 

どんな弁護士でも,訴訟をすれば,示談段階よりも多い金額で和解できるわけではありません。

攻めどころを間違えると,示談段階の金額よりも低い金額で和解するという最悪な結果になりかねません。

交通事故の損害賠償請求事件については,

交通事故に強くて,実績のある弁護士がいる法律事務所までご相談ください。

 

交通事故解決実績(その2)

こんにちわ。弁護士の中里です。

今回は,先月紹介した解決実績のなかから,事例1についてコメントしていきます。

金額や細かい事情などは,個人情報保護の観点から,おおまかに表現させていただきますのでご了承ください。

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【事例1】10代男性,高次脳機能障害(2級),総賠償額約1億9500万円(示談)

 

1 事故態様及び過失割合

横断歩道横断中に10代男性が車にはねららたという事故でした。

過失は,横断歩道上を歩行している歩行者の過失は,基本的には0%です。

夜間,幹線道路,直前直後横断などの場合には,歩行者不利に修正されてしまうケースもあります。

今回の事例では,当方の飛び出しが相手方より主張されてもおかしくないケースでした。

そのため,示談段階で当方の過失を主張されていなければ,訴訟までやって過失割合が若干不利に認定されるよりかは,

早期解決の観点からも,示談で解決した方がいいだろうというつもり示談交渉に臨んでいました。

最終的には,当方の過失0%で決着できました。

 

2 後遺障害の等級及び逸失利益

後遺障害等級は,こちらで予想していたとおりの2級が認定されました。

しかし,交渉が長期化すると,被害者本人がまだ未成年で成長途中であったことから,

少しずつ回復していくと,後遺障害の等級自体を争われかねないリスクがありました。

もちろん,被害者の症状が回復することは,大変喜ばしいことですが,

損害賠償面の観点からは,こちらにとっては不利な状況でした。

最終的には,当初より,訴訟基準での満額回答をいただけない限り,訴訟に移行する

という強い意向を示し続けていたかいもあり,後遺障害等級について特に争われることなく,

逸失利益の金額についても請求とおり満額の賠償を受けることができました。

 

3 将来介護料

この項目についても,訴訟までいくと,被害者の後遺障害の程度や,回復の状況など調査され,

もしかしたら,こちらに不利に修正されていた可能性もありました。

ですが,近親者介護の日額7000円

職業付添人の日額1万円と認めさせて,総額約5300万円以上を賠償させることができました。

 

4 慰謝料(傷害慰謝料,後遺障害慰謝料,近親者慰謝料)

入通院期間に対してだされる傷害慰謝料,後遺障害の等級に応じてだされる後遺障害慰謝料については,

裁判基準の満額(100%)を賠償させることに成功しました。

訴訟をやらないと,よく裁判基準の90%までしか出せないと抵抗されることが多いのですが,

今回はそのような保険会社の主張をはねのけることができました。

さらには,示談段階では,あまり認めてくれないことが多い,近親者慰謝料の金額まで賠償してもらうことができました。

 

5 遅延損害金及び弁護士費用

訴訟まですると,遅延損害金や,弁護士費用を認めてくれることが多いのですが,

示談段階ですと,遅延損害金や弁護士費用まで認めてくれるケースはそこまで多くはありません。

ですが,今回は,きっちりと,遅延損害金及び弁護士費用あわせて約3000万円勝ち取ることができました。

このような多額の遅延損害金及び弁護士費用を訴訟ではなく示談段階で賠償してもらえることは,かなりまれなケースです。

 

6 総括

弁護士介入後の保険会社の初回回答より,最終回答の回答金額を約6000万円も増額させることに成功しました。

これは,弁護士であれば誰でもできることでは決してありません。

交通事故案件を多数こなし,常に保険会社とは強気で交渉する,

リスクヘッジも相手方にはばれないようにする,

常に依頼者様の目線にたって1円でも相手方に多く賠償させるという強い信念を持っている私にしかできないことだと思っております。

 

難しい手術は,いわゆる経験豊富な名医にしかできないように,

交通事故案件についても,交通事故に強い弁護士でしかいい結果を勝ち取ることは難しいと思います。

頼む弁護士によって,解決期間や,解決金額が何千万円と大幅に違ってくることがありますのでご注意ください。

 

(※どんな案件でも必ず金額をあげられるということではございませんので,ご了承ください。)

 

 

 

 

交通事故解決実績(その1)

東京弁護士会所属の弁護士中里です。

 

私は,これまでに交通事故の被害者側の損害賠償請求事件を集中的に取り扱ってきました。

 

その処理件数(実際に依頼を受けて私が解決した件数です。)は,数百件は軽く超えております。

(もしかしたら,1000件超えている可能性もあります。)

 

扱ってきたものとしては,

①損害賠償額でいえば,数十万円から2億円近いもの,

②後遺障害等級でいえば,等級非該当のもの,

一番軽い等級である14級から一番重い等級である1級案件

③被害者の年齢が,10代から80代までの死亡案件

④物件損害のみの案件

と,あらゆる種別の事件を取り扱ってきました。

 

今回は,私がこれまでに解決してきた交通事故の損害賠償請求事件についての解決実績のほんの一部をご紹介いたします。

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『目次』

【事例1】10代男性,高次脳機能障害(2級),総賠償額約1億9500万円(示談)

 

【事例2】30代男性,高次脳機能障害(併合8級),総賠償額約4500万円(訴訟)

 

【事例3】20代男性,死亡,総賠償額約8600万円(訴訟)

 

【事例4】40代女性,圧迫骨折(11級),総賠償額約1230万円(示談)

 

【事例5】50代女性,左足関節の機能障害(12級),総賠償額約970万円(示談)

 

※金額は概算で示しています。

 

事例4,事例5は,弁護士介入前にすでに保険会社からの提案があった事案でしたが,

事例4については,私が介入して示談交渉した結果,約820万円の増額,

事例5については,私が介入した結果,約440万円も増額しました。

 

  • 過失割合について

私が,介入して示談交渉した結果,過失割合が,

事例3については,被害者15%から5%(-10%されました。)になり,

過失割合だけでいえば,約860万円ほど損しなくてすみました。

 

事例5については,被害者10%から5%(―5%されました。)になり,

過失割合だけでいえば,約60万円ほど損しなくてすみました。

 

次回以降,上記事例の解決までの流れについて簡単にご紹介していこうと思います。

ドライブレコーダー

東京弁護士会に移籍しました弁護士の中里です。

 

今日はドライブレコーダーの話です。

 

最近,あおり殴打事件のニュースがきっかけでドライブレコーダーの売り上げが伸びているそうです。

交通事故事件を扱う弁護士の立場からすると喜ばしい限りです。

ドライブレコーダーの映像があれば,事故状況が写っている可能性があるからです。

 

実際に,私も過去の裁判で,動いている車同士の事故で,

過失割合0%という判決を勝ち取ったことがあります。

ドライブレコーダーがあったおかげです。

 

ただ,ドライブレコーダーといっても,

前方しか記録できないタイプから,

前方だけでなく,後方も記録できる機種まであります。

取り付けるのであれば,後方まで記録できる機種を取り付けることをおすすめします。

予算が許せば,360度カメラを備えたドライブレコーダーを取り付けることをおすすめします。

 

示談交渉や裁判では,証拠がものをいいますので,

真実がどうであれ,発生した事実を立証できる証拠がなければ,

当方の主張を認めてもらえないからです。

 

ドライブレコーダーの普及率はまだまだ低いようですので,この機会に購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

あとは,自動車保険も安すぎる保険会社には注意が必要です。

実際に,安い保険会社を選んで失敗したという話は,依頼者の方たちから,よく話を耳にします。

安いものには,何でも裏があると思っておいてください。

自動車保険については,直接質問くだされば,どこの保険会社であれば問題なさそうかの情報提供はできます。

交通事故の死者数過去最少

東京弁護士会所属の弁護士中里です。

 

先日,警察庁から2019年上半期(1~6月)の交通事故統計が発表されました。

詳細は,警察庁のホームページに掲載されておりますので,気になる方はそちらをご覧いただきたいのですが,

今年は今のところ,統計を取り始めて以来,

交通事故の死者数が過去最少人数らしいです。

死亡事故件数:1386件、前年比-182件
死者数:1418人、前年比-185人

 

10年前の平成21年上半期の交通事故死者数が2252人でしたので,

10年前と比べると交通事故で亡くなられる方の人数が約4割ほど減少したということです。

 

死亡者数の減少に何が大きく寄与しているのかは,定かではありませんが,

交通安全意識の高まりと,自動車の安全走行性能の高性能化が大きく寄与していることが予想されます。

 

しかし,交通事故死亡者数が減少してきているとはいえ,ゼロではありません。

残念ながら,交通事故で死亡される方が,まだまだ存在します。

 

現に私も交通事故の死亡事故については,年に数件程度は相談を受けます。

過去には,何件か裁判をしましたし,現在も訴訟をしている案件もあります。

ご遺族の方の悲しみを思うと,私も辛くなります。

ですが,私は,交通事故事件処理のプロフェッショナルとして,

保険会社と強気で交渉していくことには変わりありません。

 

交通事故の死亡事故は,発生件数自体が少ないため,

死亡事故の示談交渉や,訴訟に不慣れな弁護士が多いのが実情です。

適切な損害賠償額を勝ち取りたいという方は,弁護士選びを間違えないようにしてください。

弁護士選びを間違えてしまいますと,とんでもなく低い金額でしか示談できなかったということにもなりかねませんので,注意が必要です。

 

交通事故のご相談は,交通事故事件に慣れた弁護士にご相談されることを強くお勧めいたします。